「Sony Philips Digital InterFace」の略で、民生用のデジタルオーディオのインターフェイスの規格。 名前が示すとおり、ソニーとフィリップスによって策定された。業務用のデジタルインターフェイス規格の AES/EBU をベースとしている
44.1kHz、48kHz、あるいは 96kHz で2チャンネルステレオの信号を一本のケーブルで伝送できる。また、DVD プレーヤーや AV アンプなどではドルビーデジタルや DTS による5.1チャンネルサラウンド音声も S/PDIF で伝送するようになっているものもある
光ファイバーを使用するものとコアキシャル(同軸ケーブル、光に対して「メタル」とも呼ばれる)を使用するものがあり、光ファイバーを使用するものはさらに端子の形状で角型(トスリンク(TOS-Link))と丸型の二種類がある
通常の民生オーディオ機器では光ファイバーを使用するものが多いが DTM 関連機器ではコアキシャルケーブル(同軸デジタル)を使用するものが多い。コアキシャルケーブルのコネクターの形状は RCAピン であるため、アナログ音声入出力などと間違えて接続してしまう場合があるので注意が必要である。赤、白などの RCA ピン端子の色分けとしてはオレンジが使用される事が多い
読み方は「エスピーディーアイエフ」が大勢を占めるが「スピディフ」などと縮めて読む人もいる