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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Vrms ボルトアールエムエス

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電圧の単位V(ボルト)に信号レベルの測定方法として実効値を指すrmsを説明として付加したものであり、1つの単位と言える。Vrmsは単位と言えば単位であるが、単なる電圧の単位ではなく、信号を実効値(RMS)で測定するという条件での電圧であり、これに対して例えばピークトゥピークで測定するという条件を付けた場合の電圧ならばVp-pとなる。

とは言え、音の入出力レベルなどはRMS値で測定するのが通常であるため、信号レベルについて例えば単なる「0.3V」と「0.3Vrms」は特に違いはない。

本来ならば電圧をdBで表す場合も同じであり、例えばdBVという単位に対してdBV(rms)とdBV(p-p)が存在するがdBVという単位自身が信号レベルの表現以外にはほとんど使用されない事もあり、dBVはほぼ無条件でdBV(rms)の事を指す。どちらかと言えば、様々な場面で使用される可能性があるV(ボルト)という単位が特別扱いされ、測定の条件までを説明して単位として扱うようになったものといえる。

【参照】
RMS
dBV


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