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DTM / シンセサイザー / VST / WebMusic 関係の技術情報を発信しています



2019/05/09 (2019年05月 のアーカイブ)

ガジェット向けの良い感じのケース

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なかなか良い感じのケースを見つけました。

http://www.takachi-el.co.jp/products/CF

多分昔からあったような気もするけど、タカチの CF というシリーズで、これの良い所はフロントパネルが1.5mmのアルミの平板を曲げもなくただハメ込んであるだけという点です。

パネルがただの平板なので、これを基板 ( 1.6mm だけど) で作ってしまえば差し替えられます。基板メーカーに頼めば丸穴だけでなく綺麗な角穴をあける事もできるしシルクも入れてくれる。更にパターンで何かを描くのも自由です。

横を開けるとこうなっています。

フロントパネルを基板で作るというのは、私を含めユーロラックシンセモジュール系ではまあ結構やってる人もいるのだけど、このケースを使うと一応ちゃんとした箱状態のブツが作れます。

難点はそれなりの値段がしてしまう事と深さ方向の制限が割と厳し目という所ですけど、ちょっとした独立ガジェットに仕立てるには丁度良いんじゃないかと思います。

という事でこの間まで触っていた雑な工作から一気に脱却しました。あれはあれで悪くはなかったのだけど触っている内に崩壊してきたので...。

Posted by g200kg : 6:15 PM : PermaLink

2019/05/03 (2019年05月 のアーカイブ)

KiCad Action Plugins

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ここのところ基板エディタ、KiCad の機能を拡張するアクションスクリプトなんかを書いたりしていたのだけど、情報が足りなくて色々調べていたのですが、どうやら4月の末にシカゴで第一回の KiCad ユーザーのコンファレンスが開催されたらしいですね。それでこのコンファレンスに合わせて新バージョン 5.1.2 がリリースされたと。

とにかくこのアクションスクリプト周りはまだ出来たばかりなので圧倒的にドキュメントが不足していて、特にWindowsでは、そもそも書いたスクリプトをどこに置けば良いのかから手探り状態だったのですが、カンファレンスの講演の動画で Action Plugins に言及していました。これはまさに最新の公式情報ですね。

という事でアクションスクリプトは Windows では
c:\Users\\AppData\Roaming\kicad\scripting
に置けば良い...と思ったらその後ろに書いてある ==%APPDATA%\kicad というのは間違えてるし。
正しくは ==%APPDATA%\kicad\scripting ですね。すぐこの辺の情報が錯綜する...
そもそも名前がアクションプラグインなのかアクションスクリプトなのかとか結構ごっちゃごちゃだよ。

公式のリファレンスとしては
すごく簡単な説明 : http://docs.kicad-pcb.org/5.1.2/en/pcbnew/pcbnew.html
クラスの一覧 : http://docs.kicad-pcb.org/doxygen-python/index.html
くらいしかまだ無いようで、役に立つスクリプトを書くには色々と探りながらになりそうですが、可能性は感じるので頑張って欲しいところです。

という事で、スクリプトの置き場はこちら:
https://github.com/g200kg/kicad-action-plugins


KiCad コンファレンスの動画:

Posted by g200kg : 4:04 AM : PermaLink

2019/05/01 (2019年05月 のアーカイブ)

リダイレクトループ

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ちょっとまだいまいち真相がわからない所もあるのだけど、元号が切り替わった5月1日になったちょうどあたりから突然 https://www.g200kg.com/ がアクセスできなくなってしまいました。

まさか元号の切り替わりでなにか不具合が出るようなものがあったのか? とか思ったけど、リダイレクトループが発生しているらしい。

なんだこれ。
http でも https でも https にリダイレクトする 301 が返ってくる。なんにもいじってないんだけどなあ、と思いつつ .htaccess の https リダイレクトする部分を外してみたらあっさり直った。さらに .htaccess の https リダイレクトを外した状態で http アクセスしてみるとちゃんと https にリダイレクトされている。

なんでだ。想像するに元号が切り替わるついでに各ユーザーがそれぞれ https リダイレクトの面倒を見なくてようにさくらインターネットのサーバーの設定が何か変わったという事かな。

それで各自で .htacces で小細工しているサイトがおかしな事になった、という事かな?



とにかく、さくらインターネットを使っていて .htaccess で mod_rewrite とかやっている人は確認した方が良さそうです。とりあえず自前で https にリダイレクトしたりしている人はそれを外せば大丈夫なのではないかと思います。

Posted by g200kg : 2:50 AM : PermaLink

2019/05/01 (2019年05月 のアーカイブ)

KiCad アクションスクリプト GerberZip

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KiCad の 5.0系でサポートされるようになった アクションスクリプトという奴で、Pythonで書いたマクロ処理を KiCad のメニューに登録できるようになりました。以前の4.0系の KiCad Python スクリプトではコンソールからコマンドラインで操作する必要がありましたが、メニューに登録されるので使い勝手は全く違います。

またメニューの[設定]-[設定...] のアクションプラグインをいじるとツールバーにアイコンを表示させる事もできます (画像の右上の丸印の所)。

5.0.0の初期版ではビルドで有効になっていなかったりとトラブルもあったのですが、現在リリースされている安定版の 5.1.2 では普通に使えるようになっています。


ただし、Windows でのインストールの際のスクリプトの置き場所がちょっとまだ怪しい事になっているみたいなのですが、KiCad 5.1.x で確認した所では少なくとも以下の場所に置けばちゃんと動作するようです。

C:\Users\\AppData\Roaming\kicad\scripting
または
C:\Users\Program Files\KiCad\share\kicad\scripting


という事で、以前書いたコードを多少リファインして GitHub に置いています。

GerberZip https://github.com/g200kg/kicad-action-plugins

このスクリプトはメイカー系の工作で使用率が高いと思われる基板業者の Elecrow や FusionPCB に基板を発注する際に必要なガーバーをプロットし、Zip にまとめる所までを行います。

起動した画面は次のようになります。これで [プロットとZipの作成] を押すとプロジェクトのフォルダの下に "Gerber" フォルダが作成され、Zip ファイルができあがります。

ただし NPTH (メッキしない穴) の扱いが FusionPCB では 1つにマージするやり方が推奨なので、そこだけは発注先に応じて設定する必要があります。


このアクションスクリプト関係の機能は Python で書けて非常に使い出がありそうではあるのですが、残念ながらスクリプトを書くために必要なドキュメントは doxygen で出したクラスのリストくらいしかなく、手探り状態で試行錯誤して使える API を探すような事になります。

http://docs.kicad-pcb.org/doxygen-python/index.html

整備して欲しいところではあるんですけど、まあなかなかそこまで手が回らないでしょうね。今後に期待です。

Posted by g200kg : 1:05 AM : PermaLink

2019/03/22 (2019年03月 のアーカイブ)

「ヨンナナ」プラグについて

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エレキギターなんかに繋ぐ 6.3mm のプラグの事、何て呼んでますか? 音声用のプラグとしては最近ではポータブル機器を中心に 3.5mm 径の「ミニプラグ」とか 2.5mm 径の「ミニミニプラグ」の方が見かける機会も多いですが、あれの大きい奴、直径 1/4インチ(6.3mm)の奴です。

おそらくですが「標準プラグ」という呼び方が一番一般的なのではないかと思いますが、「モノフォン」とか「2P(ツーピー)」とか言う人もいるかも知れません。そして他の呼び方として特に PA 関係では「ヨンナナ」という言い方が一部ではされています。

これはパッチベイなどで使われていた同じ6.3mm径の「110号(ヒャクトウ)」プラグとの取り違えを防ぐため「ヨンナナ」と呼んでいた、とここまではまあまあ知られた話ではあります。

という事で「偏ったDTM用語辞典」でも「"ヨンナナ"というのは標準プラグの事」というような説明を付けていたのですが、いやそうじゃないよ、っていう話があってその底なし沼のような歴史について@linear_pcm0153さんより知見を得たのでとりあえず修正しましたが、これは掘っていくと相当なカオスになっているようです。せっかくなのでもう少しだらだら書いてみます。
偏った DTM 用語辞典 : ヨンナナプラグ

何で「ヨンナナ」なのかという根拠として大きなものは古い JIS 規格、JIS C 6501 に定義されていた「47号プラグ」なのですが、ここで定義されたプラグというのが実は現在広く使われている「標準プラグ」とは少し違って、先端が傘のような形ではなく丸っこい球に近い形になっています。

今となっては滅多に見る事はないと思いますが、あーそう言えば昔、先端が丸いプラグがあったなあ...あれが本物の「ヨンナナ」プラグだったのか!! なんてちょっと感慨深いです。

この 47 号プラグの件については、@linear_pcm0153さんが相当深い所まで資料を発掘されていて、現在、1907年のウエスタン・エレクトリックのカタログに「No. 47 Plug」が載っている、という所まで行きついているようです。いやいや、100年以上前なのか!って凄い所まで繋がってますね。

なお「47号プラグ」を定めていた JIS C 6501 は1973年に既に廃止されており、現在の「標準プラグ」に相当するものは JIS C 6560 に定められてる「大型単頭プラグ」になりますが、この両者には特に継承関係等はありません。よく見るとこれだけ先端の形状が変わっているのだから同じプラグであるはずがないですね。

と言うか、47号プラグの丸い形状って今見ると引っ掛かる部分が少なくて凄く抜けやすそうです。それで抜けにくくするために今の形状に改良されたという事なのでしようか。

おそらく巷で使われている所ではまだまだ使われている「ヨンナナ」という言葉ですが、実際問題としては、「標準プラグ」を指して符丁的にそう呼んでいると思って間違いはないと思いますが、やっぱり私としては「標準プラグ」派かなあ。ただし 47 号プラグは 2 極 (TS) 限定なのに対し「標準プラグ」は 2 極 (TS)と 3極 (TRS) を含む名前なので 2 極限定だと標準TS とか? ちょっと悩む所ではあります。

Posted by g200kg : 10:46 PM : PermaLink



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