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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Surround サラウンド

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通常のステレオがリスナーの前方の左右のスピーカーを使って横方向の広がりだけを再現するのに対し、リスナーの周囲を取り囲むように音を再生する事を言う。サラウンドを使って再生するには、本来サラウンドで再生できるように作られた音声のソースと再生システムが必要である。

現在サラウンドの方式として多く使用されているのは5.1チャンネルのシステムである。音のソースとしては DVD などが使用され、サラウンド再生のためにはいわゆるホームシアターシステムが必要となる。

5個のスピーカーと1個のサブウーファを使用するホームシアターシステムは特に日本では住宅事情などから普及に障壁がある事もあり、マニア層には認知されているが広く普及しているというほどでもない。このため通常のステレオと同じ2個のスピーカーだけを使用して信号処理で擬似的にサラウンド効果を持たせる製品もあるが、この場合、ある程度の効果はあるものの本来のサラウンドの広がりには及ばない。

サラウンド用の音声は多数のトラックを持つためそれに対応したエンコード方式で扱われる。DVD ではドルビーデジタルおよび dts が使用されている。

【参照】
5.1ch
ドルビーデジタル
dts


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