シンセサイザーの機能であるオシレーターシンクの一種でハードシンクのように完全にシンクされる側をリセットしてしまうのではなく、より緩やかに同期させるものをいう。「ウィークシンク(Weak Sync)」などとも呼ばれる
ソフトシンクを実現する方法は完全に決まっている訳ではなく、メーカーによって幾つかの手段が取られているが割合一般的なものとしては2つのオシレーターの位相が近い場合にだけリセットをかけるという方法である
それ以外の例では、シンクされる側のオシレーターの波形生成方向を切り替えるという方法がある。下の図では下段の青い線がシンクをかける側のオシレーターであり、中段、紫がシンクをかけられる側のオシレーター（シンクされる前）である。シンクをかけられる側は水色の縦線のタイミングで波形の生成方向が逆転され、結果として上段の赤い線の出力が得られる
