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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


DMX ディーエムエックス

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ステージ照明のコントロールに使用される通信規格の名前で、現在最新の規格の正式名称は「 USITT DMX512-A 」である。元々は照明の制御のために開発されたが現在ではゴボエフェクトやスモークマシンなどのステージ演出用の様々な機器でも DMX に対応しているものがある。1本のケーブルで512チャンネルに対し8ビット(256段階)のコントロールができる。コネクターには XLR が使用される。

名前は「 Digital MultipleX 」に由来し、複数のチャンネルの信号を時分割で常時送り続けるシンプルなプロトコルになっている。通信は一方通行であり、送信側となる DMX コントローラから受信側の各照明機器を順次数珠繋ぎに接続してゆく。機器が1台で複数のチャンネルを使用する場合も多く、個別に制御したい場合は使用チャンネルが重複しないように機器側を設定する必要がある。

物理層としては EIA 485 (RS485) の差動シリアル通信を使用する。

同様のステージの演出制御用のプロトコルとしては「MIDI ショーコントロール」があるが、今の所この DMX に対応した機器が主流となっている。

【参照】
XLR
MIDIショーコントロール


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