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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


センコウオンコウカ 先行音効果

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心理音響効果の1つ。違う方向から全く同じ音が聞こえ、その片方にディレイがある場合、先に耳に届く音の方向からの1つの音に聞こえる事を指す。ディレイの範囲としては数mSec程度から効果が発生し、時間差が50mSec程度以上になると異なる2つの音として聴こえるようになる。

先行音効果の中でも有名なものとして「ハース効果」がある。ハース効果は、先行音効果にともなってレベルの上昇を感じたり、ディレイ音の方が音量が大きくても先行音の方向からの1つの音に聞こえるというものである。ただし、先行音効果とハース効果の定義には若干混乱が見られ、先行音効果全体を指して「ハース効果」と呼んでいる場合もある。

先行音効果、あるいはハース効果PAシステムに応用される事があり、ステージから離れた場所に設置したスピーカーからステージからの直接音が到達する時間+数10mSecのディレイをかけて音を出す事により、ステージから、より大きな音が届いているように感じさせる事ができる。

【参照】
ディレイ
ハース効果
PA


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