マルチトラックで制作された曲を最終的な2チャンネル(5.1チャンネルなどの場合もある)に落とし込む事。 単にミックスと呼ばれる事もある。 また、トラックダウンとも呼ばれ、更に略語でTDと呼ばれる事もある
ミックスダウンの際には、バランスや定位、イコライジングさらに種々のエフェクト処理なども行われる。 2チャンネルにミックスダウンされた音源は2MIXと呼ばれ、この後、CDなどのメディアに収めるためのマスタリングが行われる
なお、ミックスダウン(あるいはトラックダウン)という言葉の本来の意味では上で説明した最終的なミックスの事だけではなく、各トラックの音を混ぜて行き、トラック数を減らす事全般を指す。テープ式のレコーダーなどでトラック数が不足していた時代には途中で中間的なミックスダウンを行ってトラックの空きを確保しつつ制作を行う事も普通に行われていた