アナログレコード用のプリアンプ(フォノアンプ、フォノイコライザー)で使用される周波数特性補正のためのカーブの事
アナログレコードは音を物理的な溝(グルーヴ)として記録するが、溝の振幅が過剰に大きくならないようにあらかじめ低域をカットし高域をブーストした状態で記録されている。再生時にはこれと逆の特性のイコライザーをかける事で本来の音となる。この時に使用される周波数特性カーブが「 RIAA カーブ 」である
RIAA は「Recording Industry Association of America」の略で、日本語ではアメリカレコード協会と呼ばれる。RIAA カーブは1954年に策定され、以降標準的に使用されるようになっていった