残響を付加するリバーブエフェクトの一種であり、インパルスレスポンス(IR)データと音の信号の間でコンボリューションと呼ばれる処理を行うものを指す。インパルスレスポンスリバーブ(IRリバーブ)およびサンプリングリバーブも同義である
このインパルスレスポンスデータとは、実際のコンサートホールなどで特性を測定したデータの事であり、コンボリューションリバーブでは、インパルスレスポンスデータさえあればそのコンサートホールでの残響を完全に再現する事ができる
コンボリューションリバーブは非常に高品質なリバーブを実現する事ができるが、特に長い残響を付加しようとするとCPUの負荷は高くなりがちである。なお、IRデータさえあればリバーブだけに限らず、フィルターやギターアンプのキャビネットのシミュレーションなどにも応用できる