ヤマハのスピーカーの型番。スタジオ用にチューニングされた NS-10M Studio などいくつかの派生モデルがある。「テンモニ」と呼ばれる事が多い
ニアフィールドモニターとして定番のスピーカーであり、多くのスタジオで音の確認用として用いられている。白いウーファがトレードマークである。ただし既にこのコーン紙の材料の入手困難から2001年に生産を終了している。また、アクティブモニターでなく、パワーアンプが別途必要なパッシブ型である事もあり、最近のニアフィールドモニター事情からすれば古い機材である
ヤマハとしては「テンモニ」の後継機種は MSP Studio シリーズであるが、見た目のイメージがかなり異なるため、昔の「テンモニ」を懐かしがる人も多い。そのためか2005年には、見た目が「テンモニ」に近い HS シリーズというモニタースピーカーを発表している。ただし HS シリーズは本格的なスタジオ使用を想定した製品ではなくホームスタジオ向けのモニタースピーカーである