英語では「ピッチコレクション(Pitch Correction)」。ボーカルなどで音程が外れているのを後作業で修正して正しい音程にする事を言う。この分野では昔から幾つかの製品があるもののアンタレス社のオートチューンというプラグイン製品が長らく独壇場であった。
その後、2009年頃からソナーやキューベースなどの DAW 自身がそれぞれV-Vocal、VariAudio、というピッチ補正機能を搭載するようになってきているが、ピッチ補正と言えばオートチューン、という状況は変わっていない
また、一方で独セレモニー(Celemony)社のメロダイン(Melodyne)という製品も高い評価を得ている。こちらは元々はプラグインではなくスタンドアローンで音ファイルを編集する形のソフトウェアであり、オートチューンが(エフェクトとしての人気も高いが)あくまでずれた音程を修正するというスタンスであるのに対し、メロダインは積極的にメロディーを変更する事に主眼が置かれている