MIDIで定められている信号の1つで、鍵盤を押さえる力の強さを表す。鍵盤を押さえ込む事で音に変化を付けるアフタータッチ機能を実現するために使用される
MIDIでは同様の信号としてこの「チャンネルプレッシャー」と「ポリフォニック・キー・プレッシャー」が定められており、チャンネルプレッシャーはそのMIDIチャンネル全体に共通で作用し、ポリフォニック・キー・プレッシャーは鍵盤の一つひとつに対し独立に作用する
MIDIデータの内容としては第一バイトがDX(hex)であり、第二バイトがプレッシャー情報となる
第1バイト | 第2バイト | 第3バイト | |
チャンネルプレッシャー | DXh (X=チャンネル:0-15) |
バリュー (0-127) |
– |
多数のセンサーが必要になる事や通信量が極めて多くなる事から実際にはポリフォニック・キー・プレッシャーは殆ど使用されていない。チャンネルプレッシャーはポリフォニック・キー・プレッシャーほどではないが通信量はそれなりに多くなるため、使用するかどうかは場合により、設定等で切り替えられる機器も多い