ドラムやパーカッションの音を出す音源とシーケンサーを持ち、ドラムパートの演奏を自動的に行う機器の事。似たような言葉に「リズムボックス」、「リズムマシン」、「リズムコンポーザー」などがある
これらの言葉の境界線は曖昧であるが、「ドラムマシン」はこれらの言葉の中では音色が生のドラムに近いものについて使われる傾向がある。明確な基準はないがニュアンスの違いとしては、以下のようになる
リズムボックス | あらかじめプリセットされたリズムパターンを演奏するだけの機器を指す |
リズムマシン | 自動リズム演奏機器全般を指す一般的な言葉 |
ドラムマシン | 「リズムマシン」の、より発展した機器と取られる事が多い。リズムの音色がPCM音源で作られるなど、リアルである事を示唆する言葉 |
リズムコンポーザー | リズムパターンのプログラム機能を持つという事を示唆する言葉 |
Linnエレクトロニクス社の「Linn LM-1」がリズムマシンの音源として生のドラムをサンプリングしたPCM音源を使用した最初の製品であり、このあたりから単なるリズムマシンではない、という事を明確に表すために「ドラムマシン」という言葉が使われ始めた