「A」の音を440Hzにするか442Hzにするかというような、楽器の基本的な音高を合わせる事
この基準となるピッチは17世紀頃から徐々に高くなりつつ変遷してきたが、1939年の国際会議において定められたA=440Hz (A440)が、国際的な標準規格となりISO-16として定められている。ただしこの基準は強い強制力を持っているわけではなく、現在ポップス等の音楽では440Hz、オーケストラでは442Hzが用いられる事が多い
電子楽器やソフトシンセ等では通常440Hzが基準となっている事がほとんどであるが、数10Hz程度の幅で設定を変えられるようになっているものも多い
MIDI規格においても、コントロールチェンジのRPN1番および2番として、また機器によってはシステムエクスクルーシブメッセージとしてマスターチューニングを制御する方法が準備されている