シンセサイザーの音色合成の方法のひとつで、メモリーに記憶した複数の波形を時間と共に順次切替えて行く方式。基本となる波形そのものを切替えて行くため、時間と共に劇的な音色変化を起こす事ができるのが特徴である。PPG 社のシンセサイザー、「 PPG Wave 」が搭載していた
ウェーブテーブル音源とも呼ばれるが、「ウェーブテーブル音源」という言葉は単に波形メモリーを使用している事を指して使われる場合もあるため、「ウェーブシーケンス音源」の方がより「 PPG Wave 」の方式を明確に示している
ウェーブシーケンス音源は波形を1次元に並べたものであるが、これを2次元に拡張したものがベクトルシンセシスである