W3C で仕様の策定が進んでいる Web ブラウザ上で高度な音声処理を可能にする API の事
初期には Chrome と Firefox がオーディオを扱うための機能の模索をそれぞれ独自に行っていたが、2011年末には共通規格として W3C の最初のドラフトとなった。また W3C ではWeb ブラウザ上で MIDI を扱うための「 Web MIDI API 」も併せて仕様の策定が進められている
仕様は現在まだドラフトであるが、Web Audio API は既に Chrome、Firefox、Edge という主要なブラウザへの実装も行われており、ブラウザ上でシンセサイザー等の音楽系アプリケーションを構築する環境は整いつつある。まだ本格的な音楽制作にそのまま使えるというものではないが、徐々に高度な音楽系アプリケーションが現れ始めている