MIDI音源モジュール機器などで、ドラムとピアノとギターなど、複数の音色を同時に出せる事を言う
ステージなどで使用する事を目的とした単体のシンセサイザーではそれほど重要視されないが、1台の音源モジュールで楽曲を完成させる形のDTMでは必須の機能であった。ただし、近年ではDAWをベースに多数のソフトシンセなどの音源を動作させる事も可能となったため、1台のシンセサイザーで複数の音色を出す必要性は下がっていると言える
スペルは「マルチティンバー(Multi-Timbre)」と「マルチティンブラル(Multi-Timbral)」の両方が使用されているが日本語では「マルチティンバー」、英語では「Multi-Timbral」が優勢の模様である。「Timbre」はもともとフランス語であり、英語で音楽関連の用語として使われる場合は音色という意味で使用される。「Timbral」はそこから作られた形容詞である