しばらく調査中だった MS-50G の SysEX 周りの挙動がようやく把握できたので、ChromeでWeb MIDI APIを使って動作するパッチエディタが動くようになりました。
MS-50G を持っていない人には何の役にも立たないのですけどね。MS-50G は発売されてからもうかなり経っていますが先日アップデートがリリースされて172種類のエフェクトが使えるようになっています。このサイズでこれだけ遊べるのはなかなかないんじゃないかと思います。お勧めですね。
ただパッチをPCから編集する等の機能はなく、MIDI経由で操作できそうではあるのだけど仕様不明という状態だったのですが、これでPCからパッチをいじれるようになりました。フォーマットについてはそのうちドキュメントをまとめたいと思うのですが、長年の増築の所以かなかなかやっかいな事になっているようです。ある程度は GitHub リポジトリのソースを見ればわかると思います。
それから作ってみてから何ですが、慣れるとパラメータは本体のツマミで操作する方がやりやすいです。やはり物理ツマミは偉大です。ただ一覧性は圧倒的に有利なので、併用するのが良いかも知れません。
https://g200kg.github.io/zoom-ms-utility/

なおできたばかりで公式なツールでもないしまだ色々不具合があるかも知れません。何しろエフェクトが多すぎて全てのパラメータの動作をちゃんと検証しようとするととんでもない時間がかかりそうです。





