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SynthMakerがFlowStoneに統合されるらしい

http://www.dsprobotics.com/SynthMaker%20Letter.pdf

SynthMakerはSynthEditなんかと同様にモジュールを繋ぎ合わせてソフトシンセ(VST)を自由に構築できるツールなんですが、その開発元であるOutsim社CEOからアナウンスがあったようです。

SynthMakerはSynthEditよりは後発ですが、その分GUIとかは洗練されていて、結構ユーザーもいるんじゃないかと思います。

FlowStoneというのは、Outsim社のひとつのディビジョンであるDSPRoboticsが開発しているもので、ネットワークとかビデオとか、ハードウェアのインターフェースなんかまでを含んでSynthMaker的なインターフェースでアプリを簡単に構築するためのツールで、どちらかというと産業用的なアプリを簡単に作るという感じの使われ方だったのだと思います。作成するのはVSTプラグインではなくEXEファイルですね。Rubyのエンジンを内蔵していて、必要な処理をRubyスクリプトで書けるというあたりが特徴っぽいです。

どうやら「SynthMaker」という名前で「ソフトシンセを作る」という用途では市場としてニッチすぎて開発が継続できないというちょっと厳しい事情があるようですね。まあ消えてなくなるわけではなく、SynthMakerの機能は完全にFlowStoneに統合されて、RubyでVSTを書く、なんて事もできるようになるらしいですが。

それから値付けの仕方として、月単位のサブスクリプション形式に移行するっぽいです。月単位で使用権を買うという感じですかね。定期的に費用が発生するのって嫌われるんじゃないかなあとは思うけど、購読のon/offが簡単にできて本当に使うときだけお金払うとかいう事ができるのならありかなあ…

http://synthmaker.co.uk/
http://www.dsprobotics.com/

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