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2012/01/31

aikeさんのWebSynth


aikeさんが何か面白そうなものを作ってる。MInimoogっぽいWebSynth。

Chrome限定なので、Chromeでアクセスを!
http://d.hatena.ne.jp/aike/20120129

何かね。Web経由のReWireみたいなもので同期運転したくなるなあ。できないかなあ・・・

posted by g200kg : 4:54 AM : PermaLink

2012/01/27

Zynaptiq PITCHMAP トライアル


セレモニー社のメロダインの対抗馬になるかもしれないZynaptiq社のPitchMapですが、KVRのフォーラムでZynaptiq社の人がやりとりをしていて、新しいデモの公開やアップデートが精力的に行われています。

http://www.kvraudio.com/forum/viewtopic.php?t=339763

このデモではミックスされた音源をPitchMapに通してMIDIからリアルタイムにメロディを変更するという荒業をやっています。これはちょっと凄いかもしれん。

メロダインと違ってリアルタイム処理なのでまた違う使い方がありそうです(レイテンシーがあるのでライブでギターにかけるような使い方は厳しいとの事ですが)。

MAC AU版のフリートライアル版が公開されています!
http://www.zynaptiq.com/pitchmap/

今のところMACのみ対応ですが、できるだけ早くMAC/Win対応のVST版を出したいとの事なので期待!!

posted by g200kg : 8:50 PM : PermaLink

2012/01/22

NAMM


NAMMでの発表を見ているとiPadと連携する製品がやたら多い。それが潮流ではあるのだろうけど、1製品であるiPadにこれほど依存してしまって良いのだろうか、と思わなくもない。もちろん今までのMAC向けソフトだってMACという製品に依存はしていたのだけど、iPad関連はもっとこう現在のハードウェアスペックとの結び付きが強いような感じ。
今回発表された製品達がビンテージ扱いされる時代になった時にどれも使い物にならなくなったりする事はないのだろうか。

DTM的に言えば一番のびっくりネタはDP8 for Windowsかなあ。
http://www.kvraudio.com/forum/viewtopic.php?t=339851
KVRでも歓迎の一方で「え、なんで?」 みたいな反応も多い。
ただ、驚いているのはどちらかと言えばMACユーザーじゃないのかな。たまたまかも知れないけど、MAC Musicが真っ先に伝えてたみたいだし。生粋のWinユーザーにとってはあくまで未知の選択肢が1つ増えたという話なんだよ。

posted by g200kg : 10:34 PM : PermaLink

WebKnobMan 0.8


WebKnobManを0.8にアップデートしました。
・Shapeの編集
・AnimationCurveの編集
をサポート
WebKnobMan

またKnobGalleryは
・CCライセンスのバリエーションを選択可能に
・簡単な絞込み機能を追加
KnobGallery

まだ不完全な所も残ってますのでおいおい直して行きたいと思います。

posted by g200kg : 9:23 PM : PermaLink

2012/01/20

NAMM2012


NAMMショー関連の情報が色々あふれ始めてますけど、いつもの事ながらRock oNさんのレポートは濃いなあー。とりあえずここを読んどけばNAMMでの主要な動きはわかりそうです。

http://www.miroc.co.jp/show-report/namm2012/

一番個人的に興味がある所はZynaptiqの実力がどんなもんか、という所なんですけどね。

posted by g200kg : 7:12 PM : PermaLink

2012/01/19

VST for iOSという訳ではなさそうだ


Auria社が発表した(すみません間違ってました。社名がWaveMachine Labsで製品名がAuria ですね)iPad用の48トラックDAWでVSTをサポートしているというニュースがあり、VSTの名前を使っている割にスタインバーグからは何の発表もないしどうなってんだろうと思っていたのですが、これはあくまで「VSTベース」であってVSTそのものではないようです。

また下の記事によれば、正確に言えばプラグイン風ではありますが、プラグインそのものでもなさそうです。

http://createdigitalmusic.com/2012/01/ipad-gets-a-desktop-style-48-track-daw-with-plug-ins-how-will-producers-use-it/

アップルのルールとしてiOSのアプリで後から追加する「プラグイン」という仕組みを許しておらず、コードはすべてスタティックリンクする必要があるようなので、プラグイン相当の機能はあらかじめロックされた状態でアプリに組み込まれており、ライセンスを買うとロックが外れる、という事みたいですね。

なので、こいつに組み込むプラグインを現在募集中なのだとか。このスタイルだと組み込めるプラグイン数に限りがありそうですね。

VSTの名前については、(今出回っている)VSTSDK2.4(!)とカスタム化したJUCEライブラリの組み合わせを使用して開発できるため、基本的にVST用のソースコードが使えますよという事らしい(スタインバーグのVSTSDKライセンスってどうなってたっけ・・・)。

なるほど納得したけど、結構苦労してるな、という感じ。やっぱり後から怪しげなプラグインを突っ込んだりできる環境が欲しいなあ・・・。

posted by g200kg : 1:49 AM : PermaLink

2012/01/18

Waves Loudness Meter(WLM)


Wavesもラウドネスメーター出したのか・・・。あんまり直接触んなきゃいけないようなもんでもないけど、そろそろ気にしなきゃいけない人は気にしてるんだろうな。

http://www.waves.com/content.aspx?id=11884

音量を管理する方法と言えば今までVUが大体人間が感じる音量に即した値とされていたわけですが、まあこれはあくまで大体合っている、という程度の話。より正確に人間が感じる音量(ラウドネス値)を測定する事を目的としたのがこのラウドネスメーターなわけです。単位はVUのかわりにLUとなり、フルスケールを基準点としたデジタル信号の音量はLUFSという単位になります。

で、これで何が変わるかというと、今まであまりちゃんと管理されていなかった放送の音量を合わせる、という規程の運用が(日本では)10月から始まるわけですね。要するにあの、CMになると音量がデカい!!という状態が10月1日から解消される(はず)。

運用が始まると例のコンプレッサーのカーチャンコピペも過去のものに・・・。
(※こういう例でややこしいパラメータを説明するのは秀逸だと思うよ。色んなエフェクターのパラメータをこんな感じで説明できればいいかもねー)
---------
ようするに、TV見てたらCMになっていきなり大きな音で鳴り出して
おっかちゃんが「うるさい!TVの音 半分に下げなさい!」ってゆった時

スレッショルド: おっかちゃんが怒り出す爆音CMの音量
アタック: おっかちゃんが怒り出すまでの時間
レシオ:  おっかちゃんがボリューム下げろという比率 (ここでは半分)
リリース: 爆音CMが終わって番組に戻ったあと、コソーリとボリューム上げるまでの時間
---------

posted by g200kg : 2:10 AM : PermaLink

2012/01/16

Zynaptiq PitchMap


最近ではピッチ補正プラグインも随分増えてきたものの、和音を扱えるのは未だセレモニー社メロダインだけ! だったのですがここにきてついにライバル登場か?

Zynaptiq 社がPitchMapというプラグインを発表しました。世界初の「リアルタイム」に和音を扱えるピッチ補正プラグインという触れ込みです。メロダインが時間軸上でこまごまと編集する方向なのに対してPitchMapは和音のトラックに対してエフェクトをがつんと突っ込むだけ、というあたりを目指しているようです。

Zynaptiqというのは聞いた事がなかったのですが、この技術のために作られたベンチャー企業みたいです。

Zynaptiq社はこの技術を「artificial intelligence based MAP (Mixed-Signal Audio Processing) テクノロジー」と名づけています。YOUTUBEのデモを見る限りではそれなりにうまく動いてるようではありますがどの程度の実力なのか気になります。

「Electrify」っていうパラメータがあるのが見えますが、これはエフェクトの結果としての特殊効果っぽいです。オートチューンでケロケロさせるのは今ではすっかりポピュラーですが、こいつがどんな感じになるのかは謎です。

1月19日にフリートライアル版が公開されて4月までには発売するという事です。
ただねー 、これ当面MACオンリーですよ。むー。

http://www.zynaptiq.com/

posted by g200kg : 6:30 PM : PermaLink

2012/01/15

Curve Fitting


下の表はClavia NordのADSRのMIDI CC値(0~127)に対する時間(sec)の対応表という事で、所々妙に綺麗な整数値があったりオリジナルもテーブルか何かを引いてる感じではあるんですが、これをどうやって数式表現するか、なんていう話題がKVRフォーラムにあって楽しそうなのでちょっと参加してみたり。

00.000510.000620.000730.000940.001150.001360.001570.0018
80.002190.0025100.003110.0035120.004130.0047140.0055150.0063
160.0073170.0084180.0097190.0111200.0127210.0145220.0165230.0187
240.0212250.024260.027270.0306280.0344290.0387300.0434310.0486
320.0543330.0606340.0676350.0752360.0836370.0928380.103390.114
400.126410.139420.153430.169440.186450.204460.224470.246
480.269490.295500.322510.352520.384530.419540.456550.496
560.54570.586580.636590.69600.748610.81620.876630.947
641.02651.1661.19671.28681.38691.49701.6711.72
721.85731.99742.13752.28762.45772.62782.81793
803.21813.43823.66833.91844.17854.45864.74875.05
885.37895.72906.08916.47926.87937.3947.75958.22
968.72979.25989.89910.41001110111.610212.310313
10413.810514.610615.410716.210817.110918.111019.111120.1
11221.211322.411423.511524.811626.111727.511828.911930.4
1203212133.612235.312337.112438.912540.912642.912745

n次多項式でフィッティングしようとすると平均誤差はともかく、変にリップルが出ちゃうのがまずいよね。 やっぱり指数ベースかなと思うけど、指数カープそのままだとはまらないんで、

Y=0.0000858532076498 *exp(1.17006541390366 * sqrt(X))+0.00041414

こんな感じでどうかなていうのがとりあえずの回答。それほど厳密には追い込んでないですけど。

なんて事をやってるとhttp://zunzun.comというサイトを紹介してくれた人がいました。このサイトは「Online Curve Fitting and Surface Fitting Web Site」という名前で、曲線や曲面のポイントデータを突っ込むと回帰分析して係数を出してくれるというサイトです。

でその出力されるレポートがやたらと詳細で各種言語のソースコードまで付いているPDFというご丁寧さ。ちょっとびっくりした。ちなみに上のデータを突っ込んで5次多項式でフィッティングした時のレポートがこれ。

20120115curvefitting.pdf

n次多項式だけじゃなくてカーブの自由度も高く、エクスポネンシャルだろうがシグモイドだろうがなんでもこいな感じ。さらに誤差のウエイト付けも可能。これはすごい。覚えておいて損はないサイト。

まあたまにしか使わないから必要になった時にこのサイトの事を思い出せるかどうかが問題なんだけどね。

posted by g200kg : 12:04 AM : PermaLink

2012/01/14

Bitwig Studio


NAMMも近いので色々と面白そうな話も飛び交ってるようなのですが。

元Abletonのエンジニアがスピンアウトして開発したというDAW、「Bitwig Studio」がもうすぐリリースされるという発表がありましたが、どんなもんでしょうかね?

Linux対応っていうのは頑張るなあと思いますが、サポート大変そう。と言うかユーザーもプラグインの調達で苦労しそうですが。

好意的な反応が多い一方で「Ableton Live」に似すぎじゃないか? という話もあって、どうしてもBitwig Studio vs Ableton Live みたいになっちゃうようで・・・。
Ableton Liveの方はLive 9が出る出ると言われながらずっと待たされてる状況ですし、今回のNAMMにも出展登録なし。Ableton Liveに近い人から見ればこいつのせいでLiveが遅れたのかー、みたいに感じるところもあるのかも知れませんねー。変にこじれなきゃいいけどなあ。

まだ話だけだけどBitwig Studioの方はネット経由でのコラボレーションとかの方向を示唆しているので、そっちの方面が本物になれば立ち位置が明確になるのかも知れないなあ。

ベータテストがもうすぐ始まるようです。参加するにはhttp://bitwig.com/bitwig_studio.phpでメールアドレスをサインアップ。

posted by g200kg : 7:08 AM : PermaLink

2012/01/12

XW-P1全景


CASIO XW-P1の全景写真ぽいのも流れているなあ・・・


雰囲気は悪くないかな

posted by g200kg : 7:30 PM : PermaLink

2012/01/11

NAMM2012 CASIO XW-P1


NAMMショーまで後1週間ですが、CASIOの「XW-P1」という新シンセの情報があちこちで噂になってます。米国カシオのサイトでリークされたようで、事故なのかわざとなのかわかりませんが、なかなかいい感じの煽りになってるんじゃないかな。

今の所の噂としては「リードとグルーブを指向したハイブリッド・パフォーマンスシンセサイザー」でUS$700くらい、という事です。
バーチャルアナログシンセとオルガンエミュレーション、とかも書かれてます。左端中断に並んでいるフェーダーは確かにオルガンのドローバーぽく見えなくもないですが、いまいちはっきりしませんね。

CASIOはちょっとチープだけどカルトでマニアック、みたいな独特の立ち位置なのでヒートアップする人も結構いるようです。
CASIOシンセと言えばやっぱりCZシリーズPD音源を期待しちゃいますよねー。さてー。

http://www.synthtopia.com/content/2012/01/07/namm-leak-the-casio-xw-p1-performance-synthesizer/

posted by g200kg : 8:52 PM : PermaLink

2012/01/10

VST Classics Vol 2


昨年12月に発表された VST Classics Vol1の続編となる VST Classics Vol2がスタインバーグから発表されました。
これは古いソフトシンセやエフェクトをフリー化して公開するというもので、前回のベース音源VB-1とシンセMODEL-Eに続いて今回はソフトシンセ 「NEON」とテープディレイ「Karlette」です。

NEONと言えば記念すべき世界初のVSTシンセなのですよねー。さすがに今となってはシンプルすぎるかも知れないけど、全てはここから始まったのだよ。

前回と同じく64ビット化されています。
ニュースリリースの方に書かれていますが、スタインバーグのエンジニアが暇な時に仕事ではなくボランティアとして作業しているらしいです。がんばってね:) さて、どこまで続くのか!?

ニュースリリース
http://www.steinberg.net/en/newsandevents/news/newsdetail/archive/2012/01/09/article/neon-and-karlette-plug-ins-revived-1829.html

ダウンロードページはこちらです。
http://www.steinberg.net/en/support/unsupported_products/vst_classics_vol_2.html

posted by g200kg : 10:24 PM : PermaLink

2012/01/04

バイオリン名器の音色、現代モノと大差なし?


年も明けてしまいましたが、昨年末から個人的な事情でやらなきゃいけない事が山積してしまい、身動きが取れません。
正直2011年は世界レベルでも日本レベルでも個人レベルでも実に困った1年だったなあ。
多くは望まないけど、今年はせめて普通に活動できる1年になればいいなあ。 と言いつつ少なくとも1月末くらいまではこの状態が続きそうです。

という所で興味深いニュースが流れてました。
「バイオリン名器の音色、現代モノと大差なし?」
ヤフートップで流れていたので見た人も多いと思いますが、有名なバイオリンの名器「ストラディバリウス」などと現在のバイオリンをブラインドテストしたところ、ストラディバリウスの評価はむしろ低かったというもの。

これは触れちゃいけない所に触れちゃったのか;-)
価格は市場原理で決まるのだから別に問題はないとも思うが、まあ、バイオリンの世界はかなり突出して古美術に近いのかもね。

ニュースの元になった「米科学アカデミー紀要」というのはPNASという科学アカデミーの機関紙で原典はここで読めます。
http://www.pnas.org/content/early/2012/01/02/1114999109.abstract
実験の結果をもう少し詳しく書くと
・もっとも好まれたのは新しいバイオリンだった
・ストラディバリウスは一番評価が低かった
・楽器の古さ、価格と品質の評価には相関がなかった
・ほとんどの演奏者は自分が高く評価したバイオリンが古いものか新しいものかわからなかった
という感じ

まあね、特に電気楽器とかエフェクターなんかでは顕著だけど、新しい使い方が発明されて評価が上がるなんて事もあるし、使い方次第なんで、ニーズの広さ狭さはあるけども、楽器自体には失敗作なんてないんだよ。だから楽器とかエフェクターを作るのって面白いんだよ。と無理やりまとめてみる。

posted by g200kg : 10:00 PM : PermaLink

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