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2019/09/10 (2019年09月 のアーカイブ)

ヨーロッパからのアクセス障害の顛末

ここ1週間ほど、ヨーロッパ方面からこのサイト (https://www.g200kg.com/) にアクセスできないという状況が続いていたのですが漸く解消されました。

9月3日に状況を把握して、共用サーバーを借りているさくらインターネットのサポートに連絡したのですが、結局解決まで1週間かかってしまいました。ヨーロッパ方面から見ると1週間ずっとサイトが落ちっぱなしだった訳で、もう少し迅速な対応を期待したい所ですがなかなかそうもいかないんですかね。メールでのサポートはかなり混みあっているようです。

結局の所、原因としては(ヨーロッパ方面を中心に?)海外の大量のランダムなIPアドレスからの接続で障害が起こっていたために、対策として国単位で接続拒否をしていたという事なのですが、もう大丈夫そうなのでとりあえず制限を解除して様子を見るという事です。

と言う事なんだけど、国単位で接続拒否ってちょっと大胆すぎじゃないんですかね...。イギリスは生きてたんだけど、ドイツ、イタリア、フランスが接続拒否されてたみたいなのでヨーロッパの主要国が大体駄目じゃないですか。残念。日本語のブログはともかく、音楽系のソフトウェアなんかはヨーロッパからのアクセスもそれなりにあるんですけどね。

それに一旦解除して様子を見るけど問題が再発したら再度制限する場合もあるという事だし、これはちょっと共用サーバーの限界を感じてしまったかな。サーバー全体として問題が起こったら勝手に対応してくれるのは良いけど、問題が起こるかどうかは自分だけじゃなくてサーバーに同居する他の人次第でもあるし。




さて、このような特定の地域からのアクセスにだけ問題があるというのはなかなか気が付かないもので、今回も「サイトが落ちてるよ」というような報告を各地から貰ってやっと把握したのですが、自分でそれを確認するのも簡単ではないですね。

せっかくなので、こういう時に役立ちそうなサービスを幾つか紹介します。


uptimia.com : Website Availability Test

https://www.uptimia.com/website-availability-test
ここにアクセスして テスト対象の URL を入力すると世界各地からのアクセスのレスポンスタイムを見る事ができます。
割とお手軽に世界各地からのアクセスが可能かどうかをチェックできます。ただしプローブ部分に一部不具合があるのか Tokyo と Sydney はいつも反応なしになりますのでこの2つは無視した方が良いようです。


WebPageTest


https://www.webpagetest.org/
こちらのサイトは URL、アクセス元の場所、ブラウザの種類 (Chrome や Firefox) を指定し、実際にアクセスしてどういう画面になるかを確認する事ができます。アクセス元はアメリカ、ヨーロッパ、アジア等数十種類から選択できます。

かなり混みあっているようで、スタートボタンを押してから順番待ちになり、結果を得るまでに数分~10分程度かかったりしますが、実際のブラウザでの表示が出るだけでなく、どこに時間がかかっているのかのプロファイリングも可能です。


こういうツールが必要になるケースはあまり多くはなさそうですが、知っておいて損はないですね。

Posted by g200kg : 2019/09/10 10:33:01