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偏った DTM 用語辞典
カケドリ 掛け録り

ボーカルやギターなどを録音する際に、エフェクトを掛けた状態の音で録る事。掛け録りをしない場合にはエフェクトの掛かっていない生の音で録音され、再生時にエフェクターを通す事になる。「掛け録りをしない」事を表す言葉は今ひとつ的確なものが無いが、エフェクター視点で言えば「後掛け」と言う事が多いようである

掛け録りをする事のメリットは(特にギタリストなどには多い)使い慣れたエフェクターで音を作りこんだ状態で録れる事、ソフトウェアのエフェクトを使用する場合に再生時のCPU負荷が下げられる事などであり、またコンプレッサーなどのダイナミクス系エフェクトに関しては、トラック毎のレベルを揃え、ピークを押さえて録音機器で不測の歪みを起こさせないという意味もある

逆に録音した後でエフェクトの掛かり方を修正できないという事がデメリットとなるため、どちらの方法にするかはケースバイケースで使い分ける必要がある

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