2025/09/10
先週末、東京で NT 東京というイベントに参加してきましたのでその時に見たものなどをさらっと...。
イベント名称 : NT 東京 2025
日時 : 2025年9月6日(土)~7日(日)
会場 : 東京都千代田区北の丸公園2-1 科学技術館 1~5号館
去年も参加したんですけど、「NT」は「なんか作ってみた」という意味の割合ゆるめのイベントです。
科学技術館。去年もここで開催されました。1~5号館まで使って広さ的には良い感じです。
入口のポスター。難点と言えば近くに殆ど飲食店とかはない所かな。昼食は地下のレストランほぼ一択。
設営中の様子。
持ち込んだもの。参加者が多そうなので机 0.5 本分かと思っていたら 1 本分割り当てだったので、昔作ったものも持って行って場所を埋めています。
メロトロン風のシンセ。空間での合成によるコーラス効果にこだわっている。
セリアで六角形の箱を見つけたから作ったというシモンズ風ドラム。まあ気持ちはわかる。
子供の頃雑誌の広告で良く見かけた Wave Kit のシンセをレストアした奴。プテラノドンロゴあったなあ。
リコーダー型のウインド MIDI コントローラー。完成度たかし。管楽器系コントローラーは吹き口の衛生的な問題でデモが難しくなりがちだけど、ストローで交換式という秀逸な手法。
5 軸 3D プリンタ。5 軸系の 3D プリンタは他にも出展があったし期待の技術かな。スライサーソフトを万能にしようとすると超絶難しそうだけど明らかに有利なケースもあるんだよな。
超高精細な 3D プリンタ、Qholia。価格は 30万円程度から。全く手が届かないレベルという訳でもなく、アート関係ではかなり使われているようだ。普通のフィラメントも使える普通の FFF 方式なのに積層痕を感じない。普通の 3D プリンタと何が違うのかというとひたすら精度が高いらしい。
速度全振りの 3D プリンタ。200V の産業用 AC サーボモーター駆動で 3D Benchy を 2分程で出力。ガチ勢って怖いね。
金属を磨く奴。振動バレル研磨機。本物は 1 m くらいのサイズらしいけどそれを卓上サイズにしたもの。見てるだけで面白い動きをする。研磨剤にも色々あるがソフトメディアと呼ばれるのはペット飼育用床材と同じクルミの殻が使われているという知見を得た。
基板だけでなく組み立て可能な筐体も合わせて 1 枚の基板で作ってしまおうという試み。小さいものならアリかな。ただし業者に頼んでも割り当てられる工場によって基板の色味が変わってしまうのが難点との事。そうだよな。
光ファイバーをそれぞれ 1 文字分だけ振動させて文字を表示する謎デバイス。1 文字の面積内でちゃんと水平垂直にスキャンしている。どう使えば良いかわからないけど面白い。
昔のリレー式電話交換機のレストア。10 回線収容。ダイヤルパルスでガチャガチャ動く奴。いいね。
ツマミ型のハプティックデバイスのデモ。ツマミにモーターが仕込んでありプログラマブルなクリック感とかが出せる。値段とサイズが問題だけど未来を感じる。
今回 2 回目の出展だけど、前回よりもかなり出展者数が増加していたようです。
自分のブースにいるよりもフラフラと歩き回っていたので不在の時間が多かったかも知れませんが、色々と興味深いものが見れました。
posted by g200kg : 12:11 AM : PermaLink
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