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2014/02/15

Gembox Synth


トラ技のおまけに付いていた8ピンのARMチップ、LPC810で作ったシンセをゼムピンの容器に入れてみました。MIDI端子から電源を取って動作するので電池も不要です(MIDI端子の所に来ている電源をこういう事に使うのは本当はよろしくないのですが、πλ2という前例があるのでおもちゃ的なものなら許容範囲ですかね?)

仕様:
Osc x 2
Filter x 1
LFO x 1
EG x 2 (ADSR+AD)
ROM4K/RAM1Kしかないので機能を押し込めるのに苦労してます。
本体にはデフォルト音色に戻すリセットボタンとランダムな音色を作るランダムボタンが付いています。


posted by g200kg : 10:53 PM : PermaLink

2014/02/10

GVSTがKickStarterでMacポーティングプロジェクトを立ち上げ


GVSTと言えば昔から英国で大量の良質フリーVSTプラグインを作っていた人で、ピッチ補正 GSnap、クリッパー GClip、チューナー GTuneとか、頭に「G」が付くシリーズになっています。特にピッチ補正ツールのGSnapは有名で、私もこれに刺激を受けてKeroVeeを作ったという経緯があります。

フリーのプラグインにはありがちですけどGVSTのプラグインは今まで全部Windows専用だったのですが、今回、中の人Graham氏がKickStarterで「GVSTプラグインのMacポーティングプロジェクト」を立ち上げたようです。
GVST on the Mac
仕事をやめてやる時間ができたとの事で目標資金は3500BGP、「まだMacを持っていないので買うお金」も含んでいるようです。なお成果物はWindows版と同じくフリーで配布されるとの事。これは結構面白いパターンのような気がします。

フリープラグインを作り続けるのはモチベーションを維持するのが大変だと思うし、Mac版のGSnapとかが欲しい人は投資してあげてください。

posted by g200kg : 8:00 PM : PermaLink

「トラ技」のおまけ8ピンARMチップをシンセにしてみた


「トランジスタ技術」2014/2月号に8ピンDIPのARMチップというのが付いているというのでなんとなく買ってみたのだけど、よく考えるとたかだか80円のチップがおまけで付いているだけなので凄くお得というわけでもなかった気がする。いいきっかけにはなったけど。

せっかくなので何か作ろうと思って適当に組み立ててみた。やっぱり音が出ないといかんでしょという事で圧電スピーカーとMIDIを繋いだのだけどさすがに圧電スピーカーでは残念すぎるのでアンプにも信号を流しています。

USARTからMIDIを読んでタイマーのPWMで無理やり波形を作る感じでこうなりました。

仕様:
  • モノフォニック
  • OSC x 2
  • AR エンベロープ
  • LFO x 1
  • フィルターなし
  • MIDI CC   
    • ModWheel(Vibrato Depth)
    • AttackTime
    • ReleaseTime
    • ViratoRate
    • PortamentTime
    • OscMix
    • Detune
8ピンの小さなチップなので制約は厳しいです。MIDIを入力して音になって出てくるだけならピン数はなんとかなりますがメモリサイズがねぇ...。特にRAMが1KBしかないのはかなりきつい。CPUパワーからするとアンバランス感は残ります。
目玉機能らしいSCTというやたら高機能なタイマーが付いてるのだけど、やりたい事にはまらないと活かしきれない感じもあります。
CPUパワーだけはあるのでそれで乗り切りましょうという方針なんだよね。多分。

ここまで作ってメモリが一杯に近いのだけど、もうちょっと頑張れるかも知れない。ただ、どっちにしてもクロックが内蔵RCオシレータだとチューニングが駄目っぽいので、ちゃんと使える楽器にするなら1クラス上の石でクリスタル使うべきかな。

posted by g200kg : 5:44 PM : PermaLink

2014/02/02

MicroAとかBとかUSBコネクタの話


珍しくUSBの話です。買ってきたケーブルが繋がらないとかそういう悲しい事態に遭遇しない限り、普段そんなに気にもしていないし気にしなくてもあまり困る事もないのですが、意外と混沌としているのです。

元々USBはPCと周辺機器を繋ぐI/FでPC側(ホスト)はAプラグ、周辺機器側(デバイス)はBプラグと呼ばれる明確に役割と形状の違うコネクタで接続されるものだったわけです。

機器の小型化が進むにつれ、miniUSBとかmicroUSBというものになって行きました。しかしあくまでもUSBはPCと周辺機器の接続で使うものなのでPC側はA、周辺機器側はBとなっていてそれぞれ miniA、miniB、microA、microBという形状の違うコネクタがあるわけです。まあ周辺機器は小型になってもPC側は普通のPCというケースが多いので「通常のA<=>microB」みたいなケーブルが多くて小型のAタイプを目にする機会はそれほど多くはないし、プラグの形状としてもA/Bがパッと見には判別しにくいというのも話がややこしくなった原因かも知れません。

さて、ここでUSB OTG(On-The-Go)というものが出てきます。周辺機器同士を直接繋いで動作させるというものです。デジカメやプリンタでPCを使わずに直接接続という使い方ももちろんあったのですが、スマホ(とかタブレット)が一気に普及してOTGが日の目を見た感じですかね。スマホはPCと接続した時、PCとのファイルのやり取りなんかができるように周辺機器として動作するわけですが、PCと繋がずにスマホ単体で使っている時にはせっかくUSBが付いているんだからマウスとかUSBメモリとかを使いたい、と。これを実現するのがOTGで、最近のAndroidスマホ(OSバージョンとかによります)は繋いだ相手がPCなら自分は周辺機器、繋いだ相手が周辺機器なら自分がPC側(ホスト)になります。

ここで問題になるのがコネクタの形状で、PC側はA、周辺機器側はBと決めてたのにどうすんだよ。となるわけですが、USBの規格としてはこれもちゃんと考えていて、USB OTG対応でホスト/デバイスのどちらにでもなれる機器はmicroABソケットというmicroA/microBどちらのケーブルも挿入できるソケットを使う事になっています。というかmicroUSBの規格的にはmicroA専用のソケットはなくて、microB専用ソケットかmicroABソケットしか定められていません。そしてケーブル側はmicroAとmicroBが両端についていて、Aが挿された方がホストになる、と。本来のOTGの姿ってこういう感じだったのだと思います。

これで話がすめばよかったのだけど、実はスマホという奴は上で「(OSバージョンとかによります)」と書いたように発売当初はOTGに対応して無かったのだけどOSが頑張って対応しましたっ!というケースが出てきたわけです。しかし、こういう機器はmicroB専用ソケットが搭載されていて、OSがいくら頑張ってもコネクタ形状は変わりませんのでmicroBしか繋がらないけどOTG対応(PC側)という機器になっちゃうわけです。こういうスマホに周辺機器を繋ぐためには両端がBタイプのケーブルとか、microBから普通のAの受け口になっているケーブル(いわゆるOTGケーブルとかホストケーブルとか言われる奴)が必要になります。そしてケーブル関係の方はとにかくmicroBにしておけば繋がらない事はないはずっ、という事でmicroAはほぼ駆逐されてゆく運命に...(業務用機器なんかではまだ結構あるみたいですが)。

実際問題ホストとデバイスが同じコネクタになってしまって何がまずいかというと間違えてホスト同士を繋いでしまうようなケースですかね。壊れないように保護されているならまあ良いかとも思いますが。

こうなってくるとたまにmicroAケーブルが混じっていて「繋がらないじゃないかぁ!」みたいなのが逆に事故な感じがするので、microUSBはもう全部microBって事に統一されてもいいかな、というのが現在の風潮です。ケーブルもものによっては単に「microUSB」とだけ書かれてmicroUSB(B)が売られてたりします。

まあmicroUSBがほとんどBタイプの事を指すようになった今、問題が起こる確率は下がっている気はしますが、絶滅寸前だからこそ、一部に残っているmicroUSB(A)ケーブルとかにたまたま遭遇すると「なんじゃこりゃあ!」と悲しい目に会います。気を付けましょう。

posted by g200kg : 8:08 AM : PermaLink


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