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2016/06/13 (2016年06月 のアーカイブ)

Tokyo Festival of Modular (TFoM) 2016

2016年6月10日~12日、東京モジュラーフェスティバル (Tokyo Festival of Modular 、TFoM)が開催されました。場所は10日が六本木SuperDelux、11、12日は渋谷レッドブルスタジオだったのですが、Interopと微妙に日程が被っていたため12日のレッドブルスタジオを覗きに行ってきました。

右のビルがSIA青山ビル、ここの5Fになります。




中の様子は左の写真のような感じです。

右、電気音楽家米本実さんのSYSTEM-Yとよんまさんのおかもちモジュラーが合体した図。お二方とも個性的な活動をされています。

米本さんの今回の秘密兵器は左の黒電話の模様。音の出るものなら何でも使える、確かにね。

右は大阪のシンセメーカー、REONさんの試作品。上段には同社のアナログシンセ「DriftBox」が並んでいて、下段の派手なLEDの所に近接センサーが仕込まれています。まだ音を出せる状態ではありませんでしたが、手をかざして演奏するスタイルのようです。




去年発表されたRoli Seaboardの新型 Seaboard RISEもありました。薄いわりになかなかずっしりした造り。Seaboardは1つのキータッチに対して5種類のコントロールが出るのですが、RISEではそれをMIDI-CCに自由にアサインしたりできるようです。

右はSeaboard専用に作られたシンセ、Equatorです。また、Seaboardの機能をフル活用するような専用の音源をNIなんかが開発中とか聞いたのですが、もしかしたらそういうCCの設定を準備するという話で聞き違いかもしれない。まあそのうちはっきりするでしょう。




左、トム・オーバーハイム!! Two Voice 復刻ですよ。6月発売ってもう売ってるのかな? でもお高いんでしょ? 手作りっぽい感じだし。

右、先日話題になってたSoftubeですね。EuroRack モジュラーがソフト化されていてマウスで画面上をドラッグしてパッチングします。なぜか説明する人が遊びにいってるらしくてずっと不在www

左、いつもおなじみの福産起業さんのモジュール壁、健在です。

右は宮路楽器 Wurly'sさん。




左、こちらはローランド製品群。AIRAモジュラー SYSTEM500も並んでいます。大手メーカーとしては、ごった煮的なユーロラックモジュラーの世界にどう関わっていくかというのは難しい課題かも知れませんが、なかなか果敢です。

右、Elektronのアナログシンセ達、本日限定20%OFF!




Expert Sleepersは個人的にちょっと気になってたりする奴。PCからCVを直接制御します。Mac上でMAXが動作していて、Macの下にはオーディオI/F MOTU-828があります。そこからadatでExpert Sleepersのモジュールに繋いで8chのCVをMaxで制御しています。本体のモジュールは右の写真の部分です。
ちなみにHikari Instrumentsさんのケースに納まってて、右端にはSINEモジュールも入ってますね。



左、バナナプラグを使用するモジュラーシンセ、Kilpatrick PHENOL。「バナナの方が多段接続がやりやすくていいぜ!」みたいな事を言ってました。KickStarterでの資金集めも成功したようです。

右は真空管を使ったerica synthsのフュージョンシリーズ。今までヒーター電源だけは専用電源が必要だったのですが、+12V系から供給するようになったようです。




左は日本製 dotRed の84HPユーロラックケース。付属電源含め非常にしっかりした造りで、酷使しても加熱したりしませんとの事。もちろんお値段はそれなりにしますが。容量は+12V/-12Vが1A、+5Vが0.5Aです。

右は隣のホールでのおしながき。こんな感じになっています。




左はenv77さんのモジュラーシンセ入門編レクチャーの様子。

右は別に一緒に演奏しているわけではなくてライブ開始前の調整中でTakaneさん、Benさん、Eat Staticさん勢ぞろいしてます。

という事で今年もモジュラーフェスティバル盛況でした。皆様お疲れさまでした!

Posted by g200kg : 2016/06/13 02:15:58