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2012/11/22 (2012年11月 のアーカイブ)

忘れ去られたGMPI

オーディオプラグインの規格の主流はVST、AUあたりになってきているとは言え、最近でもAAXが出てきたり、ReasonがREを出したり、やっぱり乱立という感じは否めないですね。

以前はこれを何とかしようという動きもあったようです。先日KVRで「GMPIはどうなった?」みたいなスレッドがあって、えーと、GMPIって何だっけ?としばらく思い出せなかったのだけど、かつて、オーディオプラグインの統一規格とするべく提案された規格でした。

「Generalized Music Plugin Interface」の略で、MIDI規格の管理をしているMMAのワーキンググループとして活動し、2003年から検討開始され2005年には要求仕様がまとめられています。
http://retropaganda.info/archives/gmpi/gmpi-requirements-2005-04-05-final-draft.html

当時のメーリングリストを見ると、2003/2004あたりは本当に活発に議論してたんですね。ChairmanはCakewalkの人で、他にもプラグインデベロッパーとして良く見る名前もちらほらいます。
http://www.freelists.org/archive/gmpi

が、その後の動きはなく、完全に忘れ去られました。

SynthEditの作者、Jeff McClintock氏が「あの時書いたプロトタイプのコードはSynthEdit SDKに使われているんだよ」なんて言ってます。無茶しやがって...あいつは俺の心の中にずっと生きてるぜ、みたいな?
「VST2みたいな慣れ親しんだAPIと、良い設計のAPIの間の矛盾が解決できないのが最大の問題」だったとの事です。

でも仮にこれが統一規格として成立していたとしても、最近のAAXだのREだのみたいな新しいプラグイン規格の出現は止められなかったんじゃないかなあ。時代と共に要求される仕様は思いもよらない方向に伸びていったりしますから、共通規格を作るって本当に難しいです。

Posted by g200kg : 2012/11/22 00:27:00