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2018/07/28

Rapid SSL 証明書の更新


Chrome のセキュリティ警告が厳しくなった件で、http と https が混ざってる所を手直ししたりで余計な手間がかかってたのですが、そういえば思い出した。https の証明書がシマンテック系の Rapid SSL なんだけど、秋にリリースされる Chrome 70 で使えなくなるんだった。コンソールを見るとこんな感じで警告が出たままです。

Chrome 70 でどうなるんですかね。Chrome Canary が今 70 なので Canary で見てみると...

こうなります。問答無用ですね。これはいかん。「ERR_CERT_SYMANTEC_LEGACY」 とか出てますね。
これに関して、さくらインターネットからは、ちゃんと使える証明書を再発行できるようにするのでちょっと待ってね、というメールを春頃に見たきり。もう一度メールボックスをひっくり返して探すと、6月27日付けで来てました。いかんいかん。

メールに再発行手続きの方法が書かれているのでそれに従って再発行します。9月12日までに手続きしてくださいという事で費用は発生しません。

再発行手順自体は案内通りにボタンを押すだけで簡単です。数時間後くらいには発行手続き完了のメールが届いたので証明書をダウンロード。で、それをさくらインターネットのサーバーコントロールパネルから登録すれば完了です。

これで Chrome Canary で見てみるとこんな感じ。ちゃんと表示されるようになりました。

という事で、さくらインターネットで Rapid SSL を買った人がどれくらいいるのかわかりませんが、多分もう案内が届いていると思うのでメール見逃してるとまずいですよ。いきなりサイトが表示できなくなってあわあわする事になります。

ちなみに、Chrome 68 での警告は SSL の警告以外に CORB とかいうのが出てます。これは Chrome 67 から出るようになったのですが Chrome 69 で出さないようにするという事らしいので放置で。

posted by g200kg : 8:52 PM : PermaLink

2018/07/25

Chrome 68 のセキュリティ警告


今日 Chrome 68 が Stable に来たようです。

それで以前から通告があったわけですが、https 接続じゃないと警告がでる、と。
それでこのざまですけど、流石にネット系銀行は対応済みみたいですが、その他の銀行関係はもう少し気にした方が良いんじゃないですかね。まだもの凄く目立つというほどではないですけど10月頃にくる予定の Chrome 70 ではこれが赤文字になるようです。

対応はサイトによって色々みたいですが、まず

証明書が EV認証かドメイン認証か

EV認証だとアドレスバーに緑色で企業名。個人では取れないし高い。
EV認証(とかOV認証)に本当に意味はあるか、みたいな議論もあるみたいだし、
細々とやってる所ならとりあえずドメイン認証で充分じゃないのとは思う。
ドメイン認証だとアドレスバーが「保護された通信」になります。

http から https にリダイレクトするか

古いブックマークから飛んでくる人が多いと思うからこれはやっとかないといけないんじゃないかな。
https も動いているのに http でアクセスされるのはもったいないです。
ここでサンプルにされてた国土交通省の奴:

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1134616.html

も https でアクセスすれば「保護された通信」で動いてるのだけどリダイレクトされてないようです。

https でアクセスすると一見動いているのだけど...

なんかエラーになってる例。ちゃんと設定できてないぽい。
これはちょっとかっこ悪い。

https でアクセスすると大体動いてるのだけど...

使っている画像等、一部で http が混ざっている Mixed Contents になっちゃってる例
この場合アドレスバーは「保護された通信」が出なくて ! マークになります。
実はうちのサイトもこういうのが少し残っているのだけど、コンテンツが分散してたりして割と修正が面倒くさい。

10月以降これがどういう表示になるか確認してないけど、それまでには直さないとね。

posted by g200kg : 2:37 PM : PermaLink

2018/07/18

Googleアシスタント版「偏ったDTM用語辞典」


Amazon Alexa に続き Google Home で動く「偏ったDTM用語辞典」を作りました。
既に審査を通って公開状態になっていますので、お手持ちの Google Home に「Ok Google、偏ったDTM用語辞典につないで」と言えば起動できるのではないかと思います。

Google アシスタント版「偏ったDTM用語辞典」

Google Home じゃなくてもスマホに Google アシスタントアプリをインストールしても使えます。これだとテキストも表示されるので、思った以上に良い感じです。分類上は「教養・知識」の「その他」になっているのですが、もうちょっとこうしっくりくる分類があると良いんですが。


ただ、このGoogleアシスタント版はまだちょっと納得がいかない所があって、一部の単語が他の一般的な単語に邪魔されて認識が困難になっています。「リワイヤ」とか「ミディ」とか。「リワイヤ」は何回やっても「岩井屋」になります。

この辺の構造は Alexa でも同じで、フロントエンド側で入力された音声がまず最初にテキスト化されてからバックエンドのユーザーアプリに送られるんですが、フロントエンド側が知らない単語には変換されないので、Entity と言う認識してほしい単語のリストを定義できるようになっています。ところがこの指定した Entity の単語が Alexa だとかなり優先的に出てくるのですが、Google アシスタントの場合、優先度が高くないみたいで、「岩井屋」みたいに一般的な(そうなん?)競合する単語があると負けちゃうんですね。

後処理で「岩井屋」⇒「リワイヤ」みたいに個別の同義語定義をしてくれ、というのが想定されている対処方法らしいのですが、この辞書みたいな、単語数だけは多いアプリでそれをやり始めるととんでもない手間がかかりそうです。多分今のところ専門用語の検索的なアプリが想定されていないのかなと思います。Alexa と比べても普通の文章の認識精度は相当に良くて、適当にぽそぽそ喋ってもちゃんとそれらしい文章を出してくる所は本当に凄いんですけどね。

まあこの辺は今後に期待という事で。
後、このアプリのロジック周りをコントロールしている Dialogflow というライブラリというかツールがあるんですが、4月にメジャーバージョンアップしたばかりらしくて、今のところ、ドキュメントやサンプルと実態が一致しない所が色々あってちょっと厄介です。これももう少ししたら落ち着いてくると思うのでこの辺も今後に期待。

posted by g200kg : 11:04 PM : PermaLink

2018/07/11

わからないDTM用語はアレクサに聞け!



さて、Amazon Echo の話なんですが、先日 Alexa のスキルに「偏った DTM 用語辞典」のコンテンツを載せてみたんですよ。 「偏った DTM 辞典」は使ってくれている人はそれなりにいるようなんですが、約一千語の DTM 用語辞典です。

これが、無事に審査を通って公開状態になっています。

Amazon Echo を持っている人は是非ためしてみてください。 それから Echo を持っていなくても、iPhone か Android のアプリで「 Amazon Alexa 」というのを入れると、大体同じような感じで試せると思います。喋る時に一度タップしないといけないとか、使い勝手は Echo に及ばないと思いますが。

で、使い方としてはまず、Amazon の Alexa スキルストアで「偏ったDTM用語辞典」を「スキルを有効」にする必要があります。リンクは下にあります。

Alexa スキルストア : 偏ったDTM用語辞典

さて、使い方ですが:
  • 起動するには「アレクサ、偏ったDTM用語辞典を開いて」と言ってください。
  • 起動したら「ビットクラッシャーってなに?」とか「ハース効果ってなに?」とか気になったDTM用語について聞くと割と長々と解説してくれるはずです。
  • 何を聞いて良いかわからない場合は、とりあえず「何か教えて」と言えばランダムに用語を解説します。
  • 解説を途中で止めて他の用語について聞きたい場合は「アレクサ、次」です。
  • 偏ったDTM用語辞典を終了したい場合は「アレクサ、終わり」です。


でまあ、作ってみてなんですが、元コンテンツは既存のものだし何か API 的なものを準備してちょちょっと繋げばいけるのかな、と考えていたのですが、思っていたよりは面倒でしたかね。

割と長期間に渡って書き溜めたりしていたものなので、文書のフォーマットが結構ふらついていたりで、元コンテンツが音声で読む事までは想定していないというのもあるし。その分、色々と知見も得られましたので、またそのうち書ければと思います。

posted by g200kg : 1:15 PM : PermaLink

2018/07/07

電子部品店マップ


日本全国の電子部品ショップの地図を作った方がいらっしゃいました。
twitter上で店舗情報を随時募集中との事です。

google maps api の無料枠内での運用という事なのでアクセスが多くなりすぎると翌日まで停止するという事です。昨日公開初日はすでに一日のリミットに達してしまったようなのであまり無茶なアクセスはしないほうがよさそうですが。

メイカーとか流行っている割に、日本全国で部品を売っている店がこれだけしかないと思うと少ないですかね。まあ、秋葉原のガード下的な店とかはまだ入ってなさそうですが。今は通販でどうにでもなるから困らないと言えば困らないのだけど。

posted by g200kg : 6:55 PM : PermaLink

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