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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Virtual MIDI Device カソウミディデバイス 仮想MIDIデバイス

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MIDI インターフェイスが実際には無いがあるように振舞うドライバーソフトウェアの事。「仮想 MIDI ケーブル (Virtual MIDI Cable)」とも呼ばれる。 仮想オーディオデバイスMIDI 版に相当するものである。

通常は MIDI 出力と MIDI 入力を持ち、MIDI 出力に出したデータがそのまま MIDI 入力に戻ってくるようなループバック動作をする。

これを利用すると1台の PC で動作している MIDI を出力するアプリケーションと MIDI 入力からのデータで動作するアプリケーションを接続する事ができる。例えば、VSTi をサポートしていない MIDI シーケンサーから、VST ホストアプリケーション上のソフトシンセを鳴らす、などが可能になる。

このような目的のためには「 ReWire(リワイヤ) 」という規格も存在するが、双方のアプリケーションが ReWire 規格をサポートしていない場合は使用できず、この仮想 MIDI デバイスによる接続が唯一の方法となる。

MIDI 仮想デバイスとしては以前は MIDI Yoke と呼ばれるフリーソフトウェアが広く使用されていたが、64bit 環境では使用できない。64bitアプリで使用できる同種の仮想 MIDI デバイスとしては同じくフリーソフトウェアの「 LoopBe1 」がある。



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