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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


オンアツ 音圧

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音の大きさの事。厳密な意味では、音圧の絶対レベルを表す値として「音圧レベル(Sound Pressure Level)」があり、圧力 20μPa (マイクロパスカル)を0dB(デシベル)としてデシベルであらわす。0dBは人間が聞き取れる最小の音。60dBが普通の会話。90dBで交通の激しい道路の近く。120dBがジェット機の近く。というようなものである。音圧レベルをあらわす事を明確にするために単に「dB」でなく「dB SPL」 (Sound Pressure Levelの意味)と書く事もある。

ただし、音楽制作 / DTMにおいて「音圧」という場合は厳密なdB SPLを指すものではなく単に聴いた感じでの音の大きさ、という意味合いで使われる事が多い。特に近年はCDなどに音楽を収める際にマーケティング的な理由から、可能な限り平均音量を高くする音圧競争(Loudness War)が行われており、なんらかの手法で音を大きく聞かせる事を「音圧を稼ぐ」という表現をする。

極度に音圧を上げた結果、信号の波形が海苔のように見える事を海苔波形と呼んだりする事もある。

【参照】
dB
dB SPL
海苔波形


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