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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Modulation モジュレーション

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1.MIDI規格でコントロールチェンジの一つ(CC#1)として定められている信号。 鍵盤の横などに装備されているモジュレーションホイール(スティック型などの場合もある)を操作した事を伝える。 モジュレーションホイールの操作により、どのような音の変化があるかはシンセサイザーの設定に依存しているが、通常はビブラートがかかるようになっている事が多い。

2.元の信号(キャリア)に対して別の信号(モジュレータ)から何らかの影響を与えて時間とともに変化させる事。 日本語では変調と言う。 シンセサイザーではLFOエンベロープジェネレータによって音にモジュレーションをかける事ができるようになっている。 モジュレーションをかける対象のパラメータも様々であり、例えばLFOから音程にモジュレーションをかけるとビブラートとなり、音量にモジュレーションをかけるとトレモロになる。 特に持続音の多いPAD系の音ではどれだけ複雑なモジュレーションをかけられるかは音作りの上で重要であり、多数のLFOエンベロープジェネレータから何に対してモジュレーションをかけるのかをマトリックス状に制御できるシンセサイザーもあり、このマトリックスをモジュレーションマトリックスと呼ぶ。

また、FM音源の「FM」は「Frequency Modulation (フリケンシーモジュレーション)」の事であり、音程のモジュレーションの周波数が可聴周波数まで高くなった時に発生する音色の変化によって音を合成する方式である

モジュレーションマトリックスの例:Crystal



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