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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Drone ドローン

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音楽でいうドローンとは「ブーン」というような低めの変化のない持続音を指す。スコットランドの楽器として有名なバグパイプでは、旋律を奏でる1本のパイプの他に3本のドローンパイプと呼ばれる持続音を出すためのパイプが備わっている。

いわゆる環境音楽でドローン音をメインに組み立てられた楽曲はドローンアンビエントなどと呼ばれる。また、ドローン音を出す事に特化あるいは得意なシンセサイザーをドローンシンセなどと呼ぶ。

ドローンと同様に持続音を指す言葉として「パッド」があるが、パッドが音の隙間を埋めるためのテクニックとしての補助的な持続音という意味合いが強いのに対し、ドローンはどちらかと言えば音楽ジャンルや楽器の特性に関わる用語である。

また、ドローンと言えば近年ポピュラーになった遠隔操作の無人機(クワドコプター)があるが、「ドローン」の元々の意味は蜂が飛ぶ時のブーンという羽音を指すものであり、全く無関係というわけではない。

【参照】
パッド
シンセサイザー


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