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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


Coaxial コアキシャル

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1. コアキシャル・ケーブル(Coaxial Cable)即ち、同軸ケーブルの事。テレビのアンテナ線に使われているケーブルと同様のものである。略して「コアックス(Coax)」と呼ばれる事もある。

中心を通る線と周囲を囲むシールドで構成されている。ビデオ信号などの高周波を通すのに使用されるため、50Ωや75Ωなど、特性インピーダンスが管理されている。オーディオ関係ではデジタルオーディオのインターフェイスである S/PDIF に光とメタルの2つの形態があり、メタルの場合に使用されるのがこのコアキシャルケーブルである。「同軸デジタル」などとも呼ばれる。

楽器などの接続で使用されるシールド線、いわゆる「シールド」もコアキシャルケーブルと似たような形状をしているがあくまで低周波用途であるため、デジタルオーディオ用のコアキシャルケーブルとは異なり、導体の径や絶縁体の種類など特性インピーダンスの管理がされていない。

2. コアキシャル・スピーカー(Coaxial speaker)の事。1つのスピーカーユニットにウーファーとツイーターなど複数のユニットを組み込んだ形式のスピーカーを指す。1つのスピーカーユニットで 2Way (または3Way) 構成となるため取り扱いやすくなるだけでなく、ウーファーとツイーターの音源の位置が同じになる事で音の定位で有利になるが、それぞれのユニットは物理的な制約が厳しい中に組み込むことになる。かつてはピュアオーディオ用のスピーカーとしても一定の人気があったが、現在ではほとんどが取り扱いやすさ、省スペースのメリットを活かせるカーオーディオ用等の製品が多い。

【参照】
S/PDIF
シールド
インピーダンス


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