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DTM / MIDI 用語の意味・解説

偏ったDTM用語辞典


BTL ビーティーエル

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日本語では「ブリッジ接続」と呼ばれる場合もある。モノラルのアンプを2つ使用してバランス伝送を行い、1つのスピーカーを駆動するパワーアンプの方式の事。構成は複雑になるが出力の電圧は2倍となり、同じ負荷を接続しているならば電力は理論値で4倍となる。

同じ出力を得るために必要な電源電圧が低くて済むため、モバイル系の機器で良く使用され、また一部の高級オーディオ機器でも電源ノイズの除去やクロストークの改善を狙って使用される事がある方式である。

特にヘッドフォンの場合はヘッドフォン端子のグラウンド自体が左右チャンネルで共通であるため、通常だと BTL は利用できないが、ヘッドフォンを改造する事を前提としたヘッドフォンアンプもある。

「 BTL 」の正式名称は「 Bridge-tied Load 」または「 Balanced transformer less 」または「 Bridged transformer less 」の略称とされ、人やメーカーによって異なり曖昧である。古くは出力トランスを使わない事 ( transformer less ) を第一の特徴としていたが出力トランスを使わないのが普通になった現在、「Bridge-tied Load」の略称とされる事が多くなっている。



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